“愛されたい”より、“愛したい”が強くなったとき
若いころは、“どれだけ愛されているか”が気になって仕方なかった。
返信が遅ければ不安になり、会えない日が続けば「冷めたのかな」と悩み、
“好き”の言葉を欲しがる自分がいた。
でも、ある時を境に、気持ちが変わった。
◆「この人に喜んでほしい」と思えるようになったら
いつの間にか、“愛されること”への執着が薄れ、
“この人が笑っていてくれたら、それでいい”と感じる瞬間が増えた。
たとえば、相手の忙しさを思いやってLINEの頻度を調整したり、
無理に会うことを求めず、そっと見守るようになったり。
それって…自己犠牲?
いいえ、それがオトナの“愛したい”感情なんです。
◆でも、愛するだけでは疲れてしまう
どんなに大人になっても、人は“誰かに愛されたい”。
与える愛が報われないとき、
ふと孤独感が押し寄せてきます。
「自分ばかりが好きなのかな」
「都合のいい存在になっていないかな」
オトナだからこそ、“黙って耐える”を選びがちだけど、
本当は言っていいんです。
「たまには、あなたからも愛してほしい」って。
◆愛したいと思える相手に出会えた、それだけで価値がある
愛されたいという気持ちは、自然な感情です。
でも、“愛したい”と思える相手に出会えること自体、実はすごいこと。
そんな存在がいるなら、それは誇っていい。
たとえその恋が実らなくても、
心が誰かに向いていた時間は、確かにあなたを美しくしてくれていたはずです。
◆今日のまとめ
- 愛されたい気持ちに縛られすぎなくていい
- 愛したいと感じた瞬間、あなたはもう十分“愛される価値のある人”
- たまには「自分も甘えていい」と許してあげよう
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