50代最後の年を迎えて、思うこと

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つい先日、誕生日を迎えました。

いよいよ、50代最後の年です。

こう書くと、なんだか大きな節目のように感じますが、正直なところ、あまり実感はありません。

朝起きたら急に何かが変わるわけでもないし、鏡を見ても昨日の自分とそんなに変わらない。

まあ、当たり前ですけどねW


若い頃、60歳と聞くと、完全に“おじいちゃん”だと思っていました。

還暦。

赤いちゃんちゃんこ。

定年。

人生の終盤。

そんなイメージでした。

でも、いざ自分がその手前まで来てみると、全然違いますね。

気持ちは思ったほど老けていない。

もちろん体力は落ちました。

無理もきかなくなりました。

疲れも抜けにくい。

でも、心の中にはまだ若い頃の自分が普通にいます。

これはちょっと不思議な感覚です。


60歳が近いからといって、急に悟りを開くわけでもない。

相変わらず煩悩もあるし、面倒くさいことは面倒くさい。

飲みにも行きたいし、楽もしたい。

でも一方で、少しずつ考えることも変わってきました。

これから先、何を残して、何を手放すのか。

ある程度の整理はしておきたいなと思うようになりました。

物の整理もそうです。

仕事の整理もそうです。

人間関係も、気持ちの整理もそうです。

若い頃みたいに、何でも抱え込める年齢ではなくなってきた。

そう感じます。


ただ、還暦が近づくことに対して、強い抵抗があるかと言われれば、そこまででもありません。

仕方ないですよねW

こればかりは、どれだけ頑張っても止められない。

年齢だけは、全員に平等に増えていく。

だったら、変に抗うよりも、まあ受け入れていくしかないのかなと思っています。

もちろん、若く見られたい気持ちはあります。

元気でいたいとも思います。

でも、無理して若者ぶるのも違う。

今の自分に合った年の取り方ができれば、それでいいのかもしれません。


最近は、親の老いも近くで見るようになりました。

父は来年90歳になります。

昔はあれだけ元気だった父も、少しずつできないことが増えてきました。

畑のことも、いつの間にか自分が関わるようになりました。

若い頃は、親はずっと親のままだと思っていました。

でも当然ながら、親も年を取る。

そして自分も年を取る。

その現実を、最近は少しずつ受け止めるようになりました。


娘の結婚式もありました。

親として、ひとつ役目を終えたような気持ちもあります。

嬉しいような、寂しいような。

言葉にするのが難しい感覚です。

子どもは子どもで、自分の人生を歩いていく。

親は親で、また少し違う時間を生きていく。

そうやって、人生は少しずつ次の場所へ進んでいくんでしょうね。


50代最後の年。

何か大きな目標を掲げるつもりはありません。

ただ、少しだけ身軽になりたい。

余計なものを減らして、好きなものを大事にして、無理せず暮らしていきたい。

田舎の景色を見て、ランクルで走って、たまにゴルフをして、草刈りに文句を言いながら、それでも何とかやっていく。

そんな一年でいい気がします。


60歳なんて、若い頃は遠い遠い未来でした。

でも今は、もうすぐそこです。

思っていたより、おじいちゃんではない。

でも、若い頃のままでもない。

その中間みたいな場所に、今いる気がします。

しんみりしてもしょうがないですしねW

50代最後の一年。

まあ、ぼちぼちいきます。

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