~男性が声をあげにくい恋愛の“見えない支配”~
こんにちは。「オトナ恋愛ラボ」のyosshiojiです。
今日は、少し重たい話をします。
でも、もしかしたらこれを読んで「自分のことかも」と思う方がいるかもしれないので、あえて書かせてください。
■「男なんだから我慢しろ」って誰が決めた?
ある友人がポツリとつぶやいたんです。
「なんか最近、彼女の言葉が胸に刺さるんだよな…」
「怒鳴るわけじゃないんだけど、毎日否定されてる気がする」
詳しく聞くと、こんなやりとりが日常的にあるようでした。
- 「あんたって本当頼りないよね」
- 「普通の男ならもっと稼げるでしょ?」
- 「何回言わせるの?」
- 「いい歳して、そんなことも分からないの?」
彼は笑って話していたけど、目はちょっと曇っていました。
■ 女性からのDV、あります
正直に言います。
以前は私も「DV=男性が女性にするもの」だと思っていました。
でも今は違います。
**女性からのDV(ドメスティックバイオレンス)**は、
ちゃんと現実にあります。しかも、見えにくい形で、静かに心を傷つけることが多い。
- 恋人から暴言を日常的に浴びせられる
- スマホを勝手に見られる
- 連絡を返さないと責められる
- 意見を言うと「黙ってて」と否定される
これ、全部「男性側が傷ついている」という点で、立派なDVの一種です。
■ でも、誰にも言えない
これが厄介なんです。
- 「男のくせに弱音を吐くなんて」
- 「それぐらい、どこのカップルでもあるでしょ?」
- 「本当にDVなら殴られてるはず」
…こんなふうに言われるかもしれない。
だから誰にも言えず、じわじわ心がすり減っていく。
私自身も、「昔、あれは支配だったのかもしれない」と思い返す恋愛があります。
いつの間にか、相手の顔色をうかがうようになって、
自分の行動や言葉を制限するようになっていたんです。
■ 境界線のサイン、あります
「これってDVかも」と思ったら、こんなサインがないかチェックしてみてください。
行動・言葉 | 感じること |
---|---|
頻繁に人格を否定される | 自信がなくなる・無力感がある |
「私がいなきゃダメでしょ?」 | コントロールされている気がする |
他人に相談できない雰囲気にされる | 孤立感・恥ずかしさ |
自分の行動を常に監視される | 息苦しい・怖い |
一つでも「当てはまる」と感じたら、それは恋愛の“関係性”としては赤信号です。
■ 壊れないうちに、“距離”を取ってください
大人になればなるほど、「我慢」や「大人の対応」が美徳だと信じてしまいがちです。
でも、それが自分を壊してしまうような我慢なら、決して美しいものではありません。
距離を取る、誰かに相談する、相手と冷静に話す――
どれも「逃げ」ではなく、“守り”のための行動です。
■ 最後に
恋愛は、楽しいだけじゃない。
でも、本当に大切な人との関係って、自分らしくいられる関係だと思うんです。
「これってDV?」と思ったら、その直感は無視しないでください。
男性が傷つくこともあるし、
その傷にちゃんと気づいてあげられる社会であってほしい。
そう思って、今日はこの記事を書きました。
読んでくださって、ありがとうございました。
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